国土交通省は、全国の空き家対策を一層加速化させるための支援制度「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」について提案の募集を開始した。
【対象事業】以下の3つ。〔1〕専門家等と連携した空き家に関する相談窓口の整備等を行う事業=空き家対策の執行体制の整備が必要な地方公共団体とNPO、法務、不動産、建築、金融、福祉等の専門家団体等とが連携して相談窓口の整備等を行う取組〔2〕住宅市場を活用した空き家に係る課題の解決を行う事業=空き家に係る全国共通の各種課題に対して、住宅市場を活用した空き家対策に関する新たなビジネスの構築等のモデル的な取組〔3〕ポストコロナ時代を見据えて顕在化した新たなニーズに対応した総合的・特徴的な取組を行う事業=移住・定住、二地域居住・多地域居住の促進や、空き家バンクへの物件の登録促進・登録物件の流通促進に資する総合的・特徴的な取組。
【事業主体】地方公共団体、民間事業者等。【事業要件】〔1〕は原則として地方公共団体と専門家団体等が連携して事業を実施すること〔2〕は事業の成果を公開すること。【応募期限】5月20日18時。評価事務局あてメール必着。この事業は3年度に開始され、5年度が最終年度。4年度当初予算で前年度と同じ3.5億円が計上された。
■参考:国土交通省|令和4年度「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」の募集を開始します!~空き家対策に関する課題の解決を図るモデル的な取組等を支援~|
https://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000152.html