持続可能な観光地百選に5地区 JSTS-Dに白川村など

LINEで送る
[`yahoo` not found]

観光庁は令和2年度観光の状況と3年度観光施策(観光白書)をまとめ公表した。第1部観光の動向、第2部新型コロナウイルス感染症を踏まえた観光の新たな展開、第3部2年度に講じた施策、第4部3年度に講じようとする施策―の4部構成。

第2部第6章「観光業の体質強化・観光地の再生に向けた取組」で、各地域が多様なステークホルダー間の合意形成を進めながら、長期的な視野に立って持続可能な観光(サステナブルツーリズム)を実現できるよう、同庁が「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」を開発。JSTS-Dが世界サステナブルツーリズム協議会(GSTC)から正式に国際基準であるGSTS-Dに準拠した指標として公認されたことを明らかにした。2020年度に本指標の導入を行う5地区(北海道ニセコ町、三浦半島観光連絡協議会=鎌倉市、逗子市、横須賀市、三浦市、葉山町=、岐阜県白川村、京都市、沖縄県)を支援。国際団体が発表する「2020世界の持続可能な観光地100選」に全5地区が選ばれた。

このほか▽同庁が新しい体験コンテンツの造成等に取り組む地域を支援▽観光地域づくり法人(DMO)が感染症対策や、コロナ収束後を見据えた着地整備境整備等を実施―していること等も紹介している。

■参考:観光庁|「令和2年度観光の状況」及び「令和3年度観光施策」(観光白書)について|

https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000447.html