内閣官房は「中堅企業等の成長促進に関するワーキンググループ」の第1回会議を開催。
昨年9月の「中堅企業等施策に関する関係府省会議」で決まった(1)中堅企業等の事業再生、M&Aを含む事業承継の促進(2)若手人材のUIJターンの促進および中堅企業等とのマッチング強化(3)サプライチェーンの強靱化を含む中堅企業等の新たなビジネス展開の支援―の重点3本柱について取組状況をフォローアップするとともに、取組方針の拡充・深化を図るための論点を整理。取り組みにあたっては関係省庁がさらに一層連携し、効果的なPR等も含め施策の実効性を最大限上げるよう努めることを確認した。
(1)に関する今後の予定として、4月以降に第三者承継支援を行う事業引継ぎ支援センターと親族内承継支援を行う事業承継ネットワークを統合することを挙げた。また▽事業承継ネットワークが実施するプッシュ型の事業承継診断に関し、年度目標16.8万件の実現に向けて、プッシュ型事業承継支援高度化事業全国事務局による全国の支援実績や支援事例の横展開等を通じて、各ネットワークの事業承継診断の実施を促進する▽中小企業の経営資源の集約化に資する税制についても、今後具体化に向けて制度設計を進める―旨明示した。
■参考:内閣官房|第1回中堅企業の成長促進に関するワーキンググループ議事次第|
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/katsuryoku_kojyo/seichou_sokushin_wg/dai1/gijisidai.html