独立行政法人福祉医療機構(WAM)は15日、新型コロナウイルス長期運転資金の融資条件を従来の優遇条件に加え、以下のとおり更なる追加支援として見直しされました。詳細は以下の通り。
前年同月と比較して、医業収益が30%以上減少した月が1月以上ある医療機関を対象に、(1)貸付限度額の引上げ(病院7.2億円→10億円、診療所4千万円→5千万円)(2)無利子枠の上限の引上げ(病院1億円→2億円、診療所4千万円→5千万円)(3)無担保枠の上限の引上げ(病院3億円→6億円、診療所4千万円→5千万円)※保証人不要制度に係る0.15%は、無利子の対象外。
医業収益が30%以上減少した場合とは、例えば、令和元年5月の医業収益3億円が令和2年5月の医業収益2億円で減収1億円(33.3%の減収)などが当てはまります。なお、対象となる期間は、令和2年2月から令和2年8月となります。
第2次補正予算および今回追加された医療機関向け融資条件の見直しは、個別の医療機関ごとに検討が必要となります。9月24日のJPBM全国統一研修会「医業支援」の部にて詳細を研修します。併せて医療機関のM&A支援も研修します、是非ご活用ください。
■参考:JPBM|JPBM第35回全国統一研修会|
http://www.jpbm.or.jp/whatsnew/honbu/file/file638.pdf