国土交通省は、日本の国際競争力強化や企業のさらなる海外進出促進のため、日本の強みを発揮した海外建設プロジェクトや、海外で先導的に活躍する中堅・中小建設関連企業の中から特に優れているものを表彰している。
「ＪＡＰＡＮコンストラクション国際賞」がそれ。その３回目に当たる元年度の募集を開始した。対象は【建設プロジェクト部門】海外で日本企業が設計者、施工者、施主、管理・運営者、施工管理者、ＰＰＰ等の出資者、技術提供者のいずれかで参加している建設プロジェクトであって、平成２５年４月１日から３０年３月３１日までに完工したもの。【中堅・中小建設企業部門】海外で建設、設計、測量、建設資機材の供給等の事業活動を行っている日本の中堅・中小建設関連企業。締め切りは令和２年１月８日。
「海外インフラ展開に関する表彰についての検討・審査委員会」が▽日本企業の優れたノウハウ・技術力、プロジェクト管理能力等を通じ「質の高いインフラ」を実現したか▽日本企業の海外におけるプレゼンス向上に寄与し、日本企業の海外進出を促進したか―を総合的に評価して選考する。３０年度は中堅・中小部門でクモノスコーポレーション（大阪）、ジャイロス（東京）、日建工学（同）、姫建機材（兵庫）の４社が受賞した。
■参考：国土交通省｜海外で日本の強みを発揮する建設プロジェクト・中小建設企業等を募集！～第３回ＪＡＰＡＮコンストラクション国際賞（国土交通大臣表彰）の募集開始～｜
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo03_hh_000243.html
