地域医療連携推進法人 全国で11番目、島根県で認定

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島根県はこのほど、江津市に事務所を置く「一般社団法人江津メディカルネットワーク」より、江津市における医療機関相互の業務連携を目指す地域医療連携推進法人の認定申請があり、6月1日付けで認定、6月10日に丸山島根県知事より認定書を交付した。

参加法人は、「社会福祉法人恩賜財団島根県済生会江津総合病院」「一般社団法人江津市医師会」「医療法人社団能美医院」。恩賜財団済生会は江津市内唯一の総合病院で、医師不足の中経営再建と公的病院としての在り方を模索していた。一方、一般社団法人江津市医師会並びに医療法人社団能美医院は、医師会員の高齢化が進む中、後継者の確保と地域医療の維持のため、江津総合病院と診療所等が相互連携を推進し、医師の確保と人材育成を図ることにより、江津総合病院と診療所の経営基盤の強化を進め、持続可能な経営を通じて地域医療に貢献するという考えが一致し、全国で11件目の設立に至った。島根県では初めての認定。

参加法人の連携によりクロスアポイントメントシステムを基本とした医師の相互交流や、看護師・放射線技師・理学療法士などのスタッフ派遣、医療従事者の共同研修、医療機器の共同利用などにより、地域の病院や診療所の経営改善と質の向上を図っていく。

■参考:島根県|地域医療連携推進法人の認定状況について・地域医療連携推進法人江津メディカルネットワーク|

https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/kenko/iryo/iryouhou/iryouhou/chiikiiryourenkeisuisnnhouzin.html