観光庁は１０月１８日から全国９都市で順次「歴史的資源を活用した観光まちづくりセミナー」を開催する。歴史的資源を活用した観光まちづくりの取り組みを全国に拡大するのが目的。開催日程は以下の通り。
▽北海道＝１１月２日、札幌市▽東北＝１２月１５日、仙台市▽関東＝１０月１８日、東京▽北陸＝１１月２２日、富山市▽中部＝１２月５日、名古屋市▽近畿 ＝１０月２７日、和歌山市▽中国＝１１月２７日、米子市▽四国＝１１月２４日、高知市▽九州＝１２月１日、福岡市。
政府は、地域に眠っている資産である古民家等の歴史的建造物を宿泊施設やレストラン等に活用し、地域の活性化につなげる政策を実施に移し、１月３０日、内閣官房に「歴史的資源を活用した観光まちづくり連携推進室」を設けた。関係省庁が連携し、ワンストップ窓口で随時、地域からの相談に応じている。皮切りとなる東京では、兵庫県篠山市で４０軒を超す古民家の再生を行うとともに、起業家や事業者を誘致し、ホテル、レストラン、カフェ、工房などが並ぶ城下町等の街並みを実現した一般社団法人ノオトの金野幸雄代表理事が講演する。会場はビジョンセンター東京４階。時間は午後１時半～４時半。事前の申し込みが必要。先着１８０名。締め切りは１０月１３日。
■参考：観光庁｜「歴史的資源を活用した観光まちづくりセミナー」を全国9ヵ所で開催 ～古民家を再生し、まちの宝に変える～｜
