Weeklyコラム 信用を得る条件

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世の中には信用金庫・信用保証協会等、「信用」という言葉が付く事業体がたくさんある。相互の信用を標榜した事業という意味であるが、お客様から信用を得るとは、通常どんな事をすれば良いのであろうか。

まず、信用がある店とはお客様が購入した商品・サービスの品質が良く、納期や価格等も約束通りに実行する事である。また、相互の信用が大事な金融業であれば、事業者が金融機関から信用されるとは、借入金を契約通りに返済したり、手形小切手を確実に決済したりすることであろう。事業者がどんなに誠実であっても、約束が守れなければ、金融機関から信用は得られない。

さて、今回は一例として、飲食店がお客様から信用を得る条件の幾つかを示してみたい。第一は、提供される飲食物の安全性や品質である。食中毒事故・食材の偽装等による信頼性違反をしない事である。広い意義では、店舗施設・什器備品の衛生管理や店員の健康管理を的確に実施する事である。第二は、価格の正当性で、前もって価格が明確に表示されていて、会計の際に不当な請求をしたりしない事である。第三は、接客に関する事柄である。店員の快い礼儀作法は当然、正確に注文を取る事、迅速に飲食物を提供する事、質問や苦情を受けた時に適切な回答が出来る事等である。