全国で17万、666施設増加 27年の医療施設―厚労省調査

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厚生労働省がまとめた27年の医療施設(動態)調査によると、全国の医療施設は17万8,212施設で、前年に比べ666施設増加した。うち病院が8,480施設、13施設減、一般診療所が10万0,995施設、534施設増、歯科診療所が6万8,737施設、145施設増だった。

開設者別にみると、病院は「医療法人」が5,737施設(病院総数の67.7%)と最も多く、次いで「公的医療機関」が1,227施設(同14.5%)。一般診療所は「個人」が4万3,324施設(一般診療所総数の42.9%)と最も多く、次いで「医療法人」が4万0,220施設(同39.8%)。歯科診療所は「個人」が5万5,244施設(歯科診療所総数の80.4%)と最も多い。病院は「医療法人」が16施設増、「個人」が23施設減。一般診療所は「医療法人」が765施設増、「個人」が539施設減。歯科診療所は「医療法人」が487施設増、「個人」が344施設減だった。

1年間に開設者を変更した施設は、病院30施設、一般診療所1,002施設、歯科診療所584施設で、うち「個人」から「医療法人」への変更は、病院18施設、一般診療所915施設、歯科診療所511施設あった。「産婦人科」または「産科」を標ぼうする一般病院は1,353施設で、8施設減少した。

■参考:厚生労働省|平成27年(2015)医療施設(動態)調査・病院報告の概況:結果の概要Ⅰ 医療施設調査|

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/15/dl/02_01.pdf