経済産業省は地方自治体のヘルスケア担当者等を対象とした「地域ヘルスケアビジネス推進フォーラム(仮称)」を全国で順次開催する。地域におけるヘルスケアビジネスの創出を後押しするのが目的。開催にあたっては厚生労働省や(株)地域経済活性化支援機構と連携する。まず24日に本省でキックオフ・フォーラムを開催する。
キックオフ・フォーラムには地方自治体(都道府県および市区町村)の健康産業担当者・地域包括ケア担当者(商工労働部、健康福祉部等)などを募集する。定員は80名。先着順。必要事項(参加者の①氏名②所属③役職④連絡先)を記入の上、17日正午までにヘルスケア産業課へメールで申し込む。ヘルスケアビジネスは、地域における雇用の創出、地域コミュニティーの活性化、医療費の抑制という一石三鳥の効果が期待できる分野で、「日本再興戦略」でも重点的に取り組んでいくとされている。すでに9月1日付で、資金面から支援する「地域ヘルスケア産業支援ファンド」が域経済活性化支援機構によって設立済み。
地域版フォーラムは▽11月中旬に北海道▽同下旬に東北▽同下旬に関東▽同中旬に中部▽同下旬に近畿▽同下旬に中国▽10月中旬に四国▽同中旬に九州▽同中旬に沖縄―でそれぞれ開催する予定。
■参考:経済産業省HP|地域でのヘルスケアビジネス創出に向けた取組を本格化します
<http://www.meti.go.jp/press/2014/09/20140901007/20140901007.html>