観光地魅力創造事業で公募開始 地域資源の活用が軸―観光庁

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観光庁は、27年度補正予算を活用して「食」「農業体験」「農山漁村風景」などの観光資源を活かした施策に取り組む地域を新たに公募中だ。募集は20日から始まっており、2月12日が締め切り。

応募にあたっては▽市町村および複数の民間事業者で構成する協議会が組織されている▽事業内容が、訪日外国人観光客にもアピールする「食」と「農」に関する地域資源を活用し、魅力ある観光地域づくりを図る取り組みである▽事業の実施にあたっては、観光地が所在する各地方運輸局および沖縄総合事務局と密に連携を図る▽事業年度終了時に指定された様式による報告書を提出する―ことが要件となる。

申請内容を有識者委員会が審査した上で観光庁が最終決定するが、選定にあたっては▽関係分野の関係者と連携して地域資源を活用する新たな工夫があるか▽事業終了後も取り組みが継続されるという展望があるか▽事業実施地域(エリア)が明確になっているか―などが基準となる。国は個別事業の実施に必要な経費の総額の2分の1以内の金額を、予算の範囲内で負担する。支援期間は1年。観光庁は27年度から、「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」を通じて地域の観光資源を活かした観光振興に取り組む地域を支援している。

■参考:観光庁|地域資源を活用した観光地魅力創造事業(平成27年度補正予算)の公募を開始します。|

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000203.html