Weeklyコラム POP広告の役割

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皆様は行きつけのコンビニやスーパー等で、目的の商品探しに困った事はありませんか。例えば、紅茶を買いたい時に陳列位置が見つからない、位置は分かったが銘柄の選択に迷う等である。

こんな時に役立つのが、POP広告(Point Of Purchase)である。POPは、買物の際に商品情報として役立つカード類(案内掲示、商品の分類掲示、商品名・量目・価格等を表示したプライスカードや商品説明するショーカード等)、特にセルフサービス店では必要不可欠で近年益々重要な役割を果たしている。

昔の商店はよく店員の説明を聞きながら買物をした。しかし、セルフ化が進むにつれて、POPを見て店員を当てにしないで商品を探したり、商品価値の比較や価格を確認したりするようになった。

一般に、POPは次のような点に留意して作成及び実施をすべきであろう。(1)POPは買物客の立場で、その内容や置き場所を選定する。店側の都合のみ(例えば売りたい商品だけを強調する)を優先しない(2)文字や数字を分かり易く表示して、買物客が商品を探し易くかつ同種商品を比較し易くする(3)商品を説明するショーカードは、商品を引立てることが目的で、レタリング(デザイン文字)の向上により文字や絵をきれいに仕上げることが決め手である。