経済産業省はこのほど、国際税務の連続無料オンラインセミナーを開催し、初学者向けに分かりやすく解説する。日本企業の海外事業活動の活発化に伴い、新興国における課税問題が頻発しており、複雑化する国際税務の動きや進出先国の税制への理解の重要度が高まっている。そこで国際税務の基礎、最新の各国税制、税務ガバナンス等を具体的な事例と共に解説する。プログラムの概要は以下の通り。
【第1回】国際税務の基礎知識【第2回】移転価格税制の基礎知識【第3回~24回】各国・地域の税制概要とホットトピックス○北米 米国、カナダ○中南米:メキシコ、ブラジル○アジア:中国、台湾、香港、韓国、インド、ミャンマー、マレーシア、ベトナム、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア○大洋州:豪州○欧州:フランス、オランダ、英国、ドイツ○アフリカ:南アフリカ
【第25回】現地課税問題及び日本における国際課税問題のよくある事例【第26回】:グローバル・ミニマム課税制度の概要【第27回】:日本企業が海外進出にあたり整理すべき税務ガバナンス体制等のポイント【第28回】企業が進出先国で実際に経験した国際課税問題等のアンケート及びヒアリング調査結果。1プログラム当たり30分~60分程度。
■参考:経済産業省|「進出先国税制及び税務ガバナンスに係る情報提供オンラインセミナー」を開催します|
https://www.meti.go.jp/press/2023/12/20231220002/20231220002.html