Weekly コラム 忙しい人は工夫する

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頼み事は忙しい人に頼めという言葉がある。頼み事(仕事も同様)は暇で時間に余裕がありそうな人ではなく、忙しく活発な人を探して依頼すべきと言われる。

そもそも、ある程度の忙しさがなければ、時間の使い方や仕事の要領を工夫する気にならない。一般に、忙しい人は日頃から時間の使い方を工夫し、緊急の用件にも応じられる心掛けをしている人が多い。依頼事を首尾よく遂行している人は、例えばこんな時間の工夫をしている。

(1)毎朝5時に起きて、出勤までの時間を体操・趣味・読書(本・新聞等)・文書作成等に使っている。(2)予定表や手帳を常に身に付けて、突然の仕事に応じられる時間(週に半日程)を用意している。(3)勤務は原則残業を入れず、夜間は出来るだけ自己の自由時間を確保する。(4)私的な交際等は半分受諾し、翌日の勤務や睡眠時間に影響するような交際は極力しない。(5)不都合な長電話が掛かってきた場合に備え、サインで同僚の協力を願う(来客を告げてもらう等)。当然、自ら電話を掛ける時は手短にする。人は、元気に活動している者に惹かれる。繁盛している店舗とは、店員が忙しく立ち働いて賑わっている様子に惹かれて、客が来店することである。忙しい事は、工夫次第で取り柄になる。