PMIに係る実証事業2種 譲り受け側企業を募集-中企庁

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中小企業庁は、M&A成立後の経営や事業の統合作業(PMI)やその支援の在り方に関する実証事業を行うと発表した。本実証2事業において、支援機関から一定の支援を受けてPMIに取り組もうとする企業を募集する。

今後の中小企業の存続や雇用維持においてM&Aは重要な対応策であり、実施後の満足度はPMIを検討・実施した企業において高い傾向にある。同庁ではPMIを中小企業におけるM&A成功のカギととらえ、先般「中小PMIガイドライン」を策定した。

今回は、この「型」や中小企業のPMIの支援の在り方を実証するため、本実証2事業において、PMIを実施する参加企業(M&Aにおける譲り受け側)を募集する。

実証事業は、主に譲渡企業の規模等に応じて、小規模案件(譲渡企業の直近年間売上高が概ね3000万円から3億円程度)と中・大規模案件(譲渡企業の年間売上高が約3億円以上、又は譲渡価格が約5,000万円以上)の2事業となっている。参加企業は、支援機関から一定の支援を受けてPMIに取り組むことが可能。締め切りは、小規模案件が12月1日(金)、「中・大規模案件」が10月31日(火)。いずれの事業についても、採択予定件数に達した場合に募集終了となる。

■参考:中小企業庁|中小M&A後の統合作業(PMI)に係る実証事業の参加企業を募集します|

https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2023/230904pmi.html