メディアラグ株式会社は、地域金融機関における事業者支援能力の向上を後押しするため、金融庁が公表した「業種別支援の着眼点」(以下着眼点)に関するインタビュー動画出演事業者や活用事例、勉強会を広く募集するサイトをネット上で公表した。
着眼点は、地域金融機関の現場職員が担当する中小企業・小規模事業者への事業支援に着手する際のポイントや事業者の特性に応じた支援ノウハウ等を業種別にまとめたもの。同社は金融庁から委託を受けた。
このうち、インタビュー動画出演事業者募集では、着眼点で取り上げられた5業種(建設、飲食、小売、卸売、運送)で事業者(中小企業)の声をまとめたインタビュー動画の作成を予定しており、出演に協力してもらえる先を募集している。募集期間は9月15日までで、編集後の動画放映時間は3~5分。これに関してインタビューサンプル動画を載せている。登場するのは、静岡県焼津市で紳士靴販売業を営む有限会社サンレイの大石裕介代表取締役。自社のビジネスモデルを紹介しているほか「営業成績といった数字だけで判断せず、担当企業の実情をよく理解してビジネス継続に協力してほしい」と金融機関への要望にも触れている。また、全15種類の着眼点に関する情報発信動画も掲載した。
■参考:金融庁|『業種別支援の着眼点』ウェブサイトの開設(委託事業)について|
https://www.fsa.go.jp/news/r5/ginkou/20230829.html