中小機構は、9月から令和5年度経営力再構築伴走型支援研修をライブオンラインで開催する。全体カリキュラムは4つのコース(スキルⅠ~Ⅳ)で構成されており、スキルⅠは「課題を見極める前提の情報整理・思考法」、スキルⅡは「課題設定に向けた対話型アプローチ」、スキルⅢは「経営者に対する組織開発支援」、スキルⅣは「職場新党に向けた組織開発支援」となっている。各スキル3時間×2日間(1週間の間隔あり)。
具体的内容として、スキルⅠは中小企業の経営状況の可視化に向けて対話を行うに当たり、支援者の「思考力」の活用のしかたや情報整理法を、またスキルⅡは、課題設定や強み発見を進めていく「対話型アプローチ」を用いた支援方法を、スキルⅢは、支援先企業の組織開発に向けて、経営者の意識改革へと結びつくような支援の基本的な考え方を、そしてスキルⅣは、企業の管理者・実務者を巻き込み、どのような職場支援を行い、組織開発の職場浸透の進め方をそれぞれ学ぶ。
令和4年7月に「経営力再構築伴走支援モデル」が、令和5年6月にガイドラインが発表されている。今回は支援機関等の支援員育成研修(約900名)の位置づけと思われる。受講料各回につき16,000円。支援員派遣事業につなげていく。
■参考:中小企業基盤整備機構|令和5年度経営力再構築伴走支援研修(オンライン)|
https://keieiryoku.smrj.go.jp/