経済産業省はこのほど、「社会課題解決型国際共同開発事業」として、「第5回飛びだせJapan!世界の成長マーケットへの展開支援補助金」の募集を開始した。
本事業は、中堅・中小企業がインド・アフリカ等の新興国で行う、製品・サービスの開発や現地事業創出支援等で必要となる経費の一部を補助するもの。過去4回において、ケニア、ウガンダ、エチオピア等の19カ国で11業種38社(医療、製造、飲食等)の企業が進出を果たしている(※例:スリランカ/廃棄されているヤシ殻で、バイオマス燃料を製造して日本等に販売し、(1)雇用と所得の向上(2)地球温暖化の緩和(3)廃棄物の削減を目指している)。本事業を契機として、新興国の社会課題をビジネスによって解決する中堅・中小企業が増え、ひいては日本経済のさらなる活性化につながることを目指している。概要は次のとおり。
【公募締切】2019年5月31日(金)正午まで【対象国】OECD作成「援助受取国・地域リスト」掲載国のうちASEAN及び中国を除く国・地域【補助金額・補助率】1社あたり最大3,000万円・補助対象経費の2/3(※例:4,500万の場合、2/3の3,000万円が補助金、1/3の1,500万円は自社負担)
■参考:経済産業省|【中堅・中小企業の新興国進出支援】経済産業省補助事業「第5回 飛びだせJapan!」の公募が開始されました|
https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190508003/20190508003.html