ジェトロ・アジア経済研究所は新たな世界経済の局面を知るセミナーを開催する。
世界経済のグローバルな潮流として、ロボット化とオートメーション・システムの進展が非熟練労働の先進国回帰を誘発し、サプライチェーンの国際展開を巻き戻す動きがある一方、3Dプリンターや電子商取引などの新たな製造・通商手段が遠隔地のビジネス・マッチングを可能にし、「圏外」の国々の多くの中小企業や個人がサプライチェーンへの参加を果たしている。今後、AIやIoT等がサプライチェーンの編成に影響を及ぼすとされる中、本セミナーにおいて世界経済の展望および最新の研究成果等を紹介する。開催概要は以下の通り。
【日時】5月29日(火)14:00~16:30【会場】ジェトロ本部5階展示場【内容】○基調講演:「大いなる収斂: デジタル技術、新次元のグローバル化、そして仕事の未来」リチャード・ボールドウィン氏(ジュネーブ高等国際開発問題研究所教授)○報告:「怒れるアメリカ: グローバル・バリューチェーンが語るもの」猪俣哲史(ジェトロ・アジア経済研究所主任調査研究員)【言語】日本語、英語(日英同時通訳)【定員】200名【申込み締切】5月22日(火)【参加費】.一般:4,000円他