5月10日(金)15:00~17:00、千代田万世橋区民館にて、医業経営部意見交換会が開催されました。当日は会場参加とオンライン参加のハイブリット形式にて開催。「医師の働き方改革」について基調解説を社会保険労務士・原子修司氏、「令和6年度診療報酬改定の基本方針の概要」について中小企業診断士の伊藤哲雄士にそれぞれ説明頂き、医療機関のM&Aの話題も含め、活発な意見交換を行いました。
この4月1日から施行された医師の働き方改革については、実務的に整備する事項として、〇労働時間管理の適正化〇副業・兼業〇医師の研鑽〇宿日直勤務、および医療法施行規則により義務化された院長による労働時間の把握や面接指導等対象者の確認業務について解説され、活発な質疑が行われました。また、診療報酬改定についても、重点課題やポスト2025問題、医療DXやリハビリ・栄養管理の強化等を解説。また今後の医療制度の課題と方向性ついても指摘されました。
事業承継関連については、認定医療法人制度の活用状況とともに、現在増加している小規模医療機関のM&A事情についても意見が交わされました。今後医業経営部の取組みとして取り上げていきます。意見交換の詳細は後日レポートをお届けします。
■参考:JPBM|医業経営部意見交換会|