脱炭素に向け抜本的な刷新を 7項目の提言―経済同友会

LINEで送る
[`yahoo` not found]

経済同友会は「グリーン・リセット~2050年カーボンニュートラルに向けた産業、社会、生活の大変革~」と題する提言をまとめ公表。

カーボンニュートラル宣言の実現に向け、欧米とは異なる様々な制約・課題を乗り越え、産業の国際競争力強化、経済成長を目指しながら、野心的目標を達成するためには、国、地方自治体、企業、個人などあらゆる主体がそれぞれのマインドセット、ゴールやKPIなど抜本的に刷新(リセット)する必要があると指摘。企業や個人など、あらゆる主体の意識改革や行動変容を促すためには、国としての明確な総合ビジョンとロードマップを、わかりやすくかつ具体的に示すこと、そして「実行」へのこだわりがなによりも不可欠だと呼びかけた。

提言は(1)変革の実行に向けた総合ビジョンとロードマップの策定を(2)企業は危機感と使命感を持ち、グリーン・トランスフォーメーションの加速を(3)日本の特性を踏まえた産業構造とエネルギーの転換戦略を(4)世界との「協創」と「競争」を意識した戦略的視点を(5)変革を促すためのインセンティブ/規制のデザインを(6)実行に徹底してこだわる、進捗管理とファイナンス・メカニズムを(7)国民は徹底した意識改革と行動変容を―の7項目からなる。

■参考:経済同友会|グリーン・リセット~2050年カーボンニュートラルに向けた産業、社会、生活の大刷新~|

https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2021/210907a.html