経済産業省が1日、「攻めのIT経営中小企業百選」について今年度の募集を開始した。募集は26年度にスタート、すでに60社を選定・公表した。同省は3年間で計100社を選定する方針。3年目に当たる今年度は、残る40社を選定する。「百選」は“攻め”の分野でITの効果的な利活用に積極的に取り組み、成果を上げている中小企業をベストプラクティスとして選ぶ。“攻め”とは、ビジネスモデルの変革など新たな価値を創出し、それを通じた競争力の強化を目指すのにIT投資し、利活用する試み。従来、日本企業のIT投資は社内の業務効率化・コスト削減を中心とした“守り”に主眼が置かれていた。 続きを読む