ネット関連が売上二ケタの伸び 情報通信業基本調査-経産省等

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総務省及び経済産業省は、「情報通信業基本調査」(調査時期2020年8月16日~同年10月15日)の結果を取りまとめた。

それによると、情報通信業の数は5,714社、同業の売上高は51兆6,459億円(前年度比1.2%増)だった。売上高は、電気通信業、ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業の順に大きく、この3業種で情報通信業全体の79.4%を占めた。内訳として、通信・放送分野は全体で18兆3,760億円(同5.3%増)。事業別では、電気通信業14兆8,726億円(同7.0%増)、民間放送業は2兆2,523億円(同5.7%減)、有線テレビジョン放送業は5,137億円(同19.5%増)だった。インターネット附随サービス業の売上高は2兆7,953億円(同3.9%増)でした。サービス別では、課金決済代行業(同91.6%増)、ショッピングサイト運営業及びオークションサイト運営業(同51.1%増)、ウェブ情報検索サービス業(同24.3%増)が2桁増加になった。情報サービス業の売上高は18兆9,984億円(同2.5%増)と過去最高水準となった。受託開発ソフトウェア業(同5.6%増)と過去最高値を更新、情報処理サービス業が2.0%増となった。新聞業、広告制作業等は約6%減だった。

■参考:経済産業省・総務省|2020年情報通信業基本調査(2019年度実績)の結果を取りまとめました|

https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210528001/20210528001.html