次期エネルギー基本計画 見直しの方向性を提示-経産省

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経済産業省はこのほど、エネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の制作に向け、10月13日に「エネルギー基本計画の見直しに向けて」を発表、21年に改定・公表予定の第6次計画策定に動き出した。

主な項目は(1)今後の検討の主な視座(案)(2)エネルギー政策を進める上での原点~原子力災害からの福島復興~(3)3E+Sを目指す上での課題a)課題の整理b)安全性(Safety)c)エネルギーの安定供給(Energy Security)d)経済効率性の向上(Economic Efficiency)e)環境適合性(Environment)(4)次期エネルギー基本計画検討の進め方(案)となっている。

(4)に関しては、○3E+Sを目指す上での課題を整理/レジリエンスの重要性など新たな要素の確認⇒○今世紀後半のできるだけ早期に「脱炭素社会」を実現するための課題の検証a)気候変動対策を進める世界の状況 b)CO2排出の太宗を占める、エネルギーの需給構造 c)脱炭素化技術への投資確保など⇒(グリーンイノベーション戦略推進会議)⇒○2030年目標の進捗と更なる取組の検証 a)エネルギーミックスの達成状況 b)エネルギー源ごとの取組状況 c)今後、さらに取り組むべき施策、などが挙げられている。

■参考:経済産業省資源エネルギー省|エネルギー基本計画の見直しに向けて|

https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/032/pdf/032_004.pdf