特例事業承継申請マニュアル 中小企業庁が一部公表

LINEで送る
[`yahoo` not found]

中小企業庁はこのほど、同庁「事業承継(贈与税、相続税の納税猶予及び免除制度)について」のサイトにて、事業承継税制の「申請マニュアル」を一部公表した。

主な項目は□事業承継税制(特例措置)の概要□「都道府県知事の認定について(ⅰ)第一種特例贈与認定中小企業者:先代経営者から後継者への贈与/先代経営者から後継者への相続・遺贈(ⅱ)第二種特例贈与認定中小企業者:先代経営者以外の株主等から後継者への贈与/先代経営者以外の株主等から後継者への相続・遺贈□贈与年や相続年に相続が発生した場合の取り扱い、等がそれぞれ事例、図解等織り交ぜながらまとめられている。上記(ⅰ)の後継者への贈与について、過半数要件や筆頭株主要件を満たせば、親族外承継でも特例税制の適用が可能と明記されている(また相続時精算課税の併用も可能、みなし相続財産の取扱いに注意)。また、複数の株主から贈与等を受けた場合や、複数の後継者が贈与等を受けた場合の適用関係をケースごとに図解を交えて説明している。

以下項目は現時点で準備中となっていて、マニュアル全体の公表が待たれる。□都道府県知事への報告について□認定の取消について□認定後の組織再編行為について□贈与者に相続が開始した場合。

■参考:中小企業庁|事業承継税制(贈与税・相続税の納税猶予及び免除制度)について|

http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/shoukei_enkatsu_zouyo_souzoku.htm