東京都が、都内に本社または事業所を置く中小企業等における女性の採用・職域拡大を目的とした設備等の整備や、働き方改革の推進に向けたテレワーク環境の整備について30年度の助成金の受け付けを開始した。
都は東京しごと財団と連携、これらの整備を支援するため、費用の一部を助成する。テレワーク活用推進コースでは今年度、新たに助成メニューに「サテライトオフィスの利用料補助」を追加、対象を常用労働者1,000人未満の中堅企業にも拡充した。助成の内容は次の通り。
(1)女性の活躍推進コース=対象は、女性が少ない職種に積極的に女性を採用・配置する中小企業等。費用の例はトイレ、ロッカー、仮眠室、ベビールーム、工事現場に設置される仮設トイレ等の整備費用。助成金の上限は500万円。助成率は3分の2。
(2)テレワーク活用推進コース=申請資格を拡充し、助成対象も広げた。費用例はモバイル端末等整備費用、ネットワーク整備費用、システム構築費用、関連ソフト利用料、上記環境構築を専門業者に一括委託する経費。助成金の上限は250万円。助成率は2分の1。新規対象は、民間サテライトオフィスの利用に係る経費。限度額250万円。助成率は2分の1。
■参考:東京都|女性活躍と多様な働き方実現に向け、職場環境整備を応援!!
5月15日から助成金の受付を開始します|
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/05/07/01.html