フリマアプリ5千億円市場に 電子商取引調査―経産省

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経済産業省は、平成29年度電子商取引に関する市場調査を実施した。日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、16.5兆円(前年比9.1%増)に拡大。また、平成29年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)は317.2兆円(同9.0%増)に拡大している。

また、EC化率は、BtoC-ECで5.79%(同0.36ポイント増)、BtoB-ECで29.6%(同1.3ポイント増)と増加傾向にある。さらに個人間EC(CtoC-EC)が急速に拡大、ネットオークション市場規模は、1兆1,200億円(同3.2%増)であり、このうちCtoC部分は3,569億円(同3.2%増)だった。また、フリマアプリ市場規模は4,835億円(前年比58.4%増)に急増しており、登場後から僅か5年で5,000億円弱の巨大市場が形成されたことになる。

平成29年において、日本・米国・中国の3か国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加。特に、中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は1兆2,978億円(同25.2%増)、米国事業者からの越境EC購入額は1兆4,578億円(同28.2%増)となり、中国消費者の購入額拡大が目立つ。

■参考:経済産業省|電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
~国内BtoC-EC市場規模が16.5兆円に成長。国内CtoC-EC市場も拡大~|

http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180425001/20180425001.html