観光庁はこのほど、宿泊施設において、客室や共用部のバリアフリー化のための改修等の支援を行う「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金(宿泊施設バリアフリー化促進事業)」の公募を開始する。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会など、高齢者・障害者等を含めた訪日外国人旅行者の加速度的な増加を見据える。事業内容は以下の通り。
【補助対象事業(例)】○手すり○スロープ○出入口・廊下の拡幅○エレベーター・段差解消用昇降機の設置○車いす使用者便房への改修○オストメイト用設備への改修○車いす利用者は利用しやすい浴槽への改修○高さの調節が可能なシャワーバーの設置○レバー式水栓金具への改修○着脱・高さ調節可能な車いす対応ハンガーラックへの改修○視聴覚障害者誘導用ブロックの敷設○段鼻のすべり止めの改修○点字、音声等による案内表示の設置、他【公募期間(予定)】平成30年3月28日~5月9日【補助率】 宿泊事業者が「宿泊施設バリアフリー化促進事業計画」を策定し、国土交通大臣の認定を受けた後、(1)客室における躯体工事等を伴わない必要最低限の緊急改修(定額、補助上限100万円)(2)共用部の改修、客室の統合等を伴う大規模改修(1/2補助、上限500万円)
■参考:観光庁|「宿泊施設バリアフリー化促進事業」の公募を開始〔平成29年度補正予算事業〕|
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000354.html