公益財団法人みやぎ産業振興機構と宮城県産業技術総合センターが連携して実現した『産業支援機関と公設試の連携による「“新”みやぎ自動車産業取引あっせんモデル」(提案型あっせん手法)の構築』が、全国イノベーション推進機関ネットワーク(イノベーションネット)が実施している「地域産業支援プログラム表彰事業(イノベーションネットアワード)2017」の経済産業大臣賞に選ばれた。
県内企業の自動車産業への進出を支援するため、販路開拓支援を行う産業振興機構と技術支援を行う産業技術総合センターが連携して、県内企業が完成車メーカー等に対し技術・工法を提案するもので、「提案型」による販路開拓手法を構築し、県内企業の受注獲得につなげていることが高く評価された。
09年4月に発足したイノベーションネットは、新事業・新産業創出を目的として、地域特性に応じて実施されている優れた産業支援の取り組みを積極的に評価し、表彰することで、さらなる地域産業振興・活性化を目指している。アワードは、各地の地域産業支援プログラムの質的向上と取り組みの普及を図り、より一層の地域産業の振興・活性化を喚起、促進を目指す。18年についても対象となる取り組みを募集中。締め切りは9月22日。
■参考:全国イノベーション推進機関ネットワーク|地域産業支援プログラム表彰事業(イノベーションネットアワード)とは|
http://www.innovation-network.jp/award/