東京都中小企業振興公社(東京都知的財産総合センター)は12月11日午後、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで「アジアとともに未来へ向かう~中小企業のグローバル展開と知的財産~」をテーマにシンポジウムを開催する。合わせて相談コーナーも開設する。聴講は無料。
公式ウェブサイトまたはファクスで申し込みを受け付け中。締め切りは12月4日。聴講の対象者は、都内の中小企業経営者と従業員、個人事業主等、および都内の関係機関(都、区市町村、商工団体、中小企業支援団体、地域金融機関等)の職員。
少子高齢化の進展に伴い国内需要の縮小が懸念される中、中小企業が持続的に成長するには新興国などの旺盛な海外需要を取り込む必要がある。東南アジア諸国連合(ASEAN)、輸出入ともに日本の主要貿易国である中国は、中小企業にとっても戦略上重要な地域だが、いずれも審査の迅速化、模倣品・海賊版などの知的財産権侵害など、知財情勢面で少なからず課題を抱えている。シンポジウムではASEAN諸国や中国と取引関係のある企業が知財面でどのように対応しているか、具体的な取り組み事例を紹介するとともに、地域事情に詳しい専門家を交えたディスカッションなどを行い、知財戦略のポイントを伝える。
■参考:東京都知的財産総合センター|アジアとともに未来へ向かう ~中小企業のグローバル展開と知的財産~|
http://www.chizaisympo-tokyo2015.jp/