厚生労働省は10月15日、東京国際交流館(東京都江東区)で「実践型地域雇用創造事業シンポジウム~地域の魅力、再発見!新たな視点で、交流を深めよう~」を開催する。
同事業を構想中の地域やすでに実施している地域が、効果的な事業展開を図っていくには何をすべきかを目的に、地域のアイデアを生かした先進的な取り組みの事例を紹介。また、有識者の基調講演やパネルディスカッションなどを行う。参加費は無料。定員は300人程度。専用ホームページの申し込みフォームからか、ファックスで必要事項を事務局に申し込む。締め切りは10月9日。
事例として▽栃木県那須烏山市の「那須烏山市の豊かな自然の恵みから産業と雇用を創出し、地域を再生するプロジェクト」(地酒の酒粕や烏山和紙などの地域産品を活用した新商品開発、田植えや稲刈りなどの体験型観光商品の開発などによる雇用創出の取り組み)▽三重県名張市の「生涯現役による躍進のまちづくりプロジェクト」(伊賀米やぶどうなどの地域産品、地域資源を活用した特産品の開発や販路拡大などによる雇用創出の取り組み)―が紹介される。藻谷浩介・日本総合研究所調査部主席研究員が基調講演を行う。同事業は現在、65地域で実施中。
■参考:厚生労働省|実践型地域雇用創造事業シンポジウムを開催します|
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000095180.html