先般、第48回経営データ活用検討会が開催され、中小企業の経営改善と財務管理に焦点を当て、様々なツールや手法が紹介されました。また、参加者間での事例の共有も行われ、より実践的なアプローチについて議論されました。
西野リーダーから早期経営改善計画策定システムの更新版と新機能について演習、併せてエクセルの生産性が大幅に向上する「戦うEXCEL」の機能が説明されました。特にカメラ機能、計算式の保護と解除、エラー検出と処理等について詳しく解説されました。また、メンバーからの事例紹介として、沖縄の宮沢氏より、資金繰り表の作成、事業計画書の共同作成、予算実績管理のPDCAサイクルの徹底を主な業務として実践していることや、大城氏からコロナ後の融資返済に苦しむ企業のためのリスケジューリング提案書の作成例を、山本氏からは、窮境状況の建設業に対して、原価率・粗利益率の改善に向けて、施主別現場別の原価計算ソフトを活用しながら、グラフを多用して、お客様の納得と信頼を得ている事例を発表頂きました。
次回49回開催は、3月21日(金)15:00~17:00、on-line(ZOOM使用)になります。是非ご活用ください。
■参考:JPBM|第49回経営データ活用検討会:引き続き実務に即した経営管理システムの演習を中心に開催します。|
https://jpbm.or.jp/2025/03/05/news-175-2/