第6回満足度・生活の質調査 全体では過去最高値の満足度

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内閣府はこのほど、第6回「満足度・生活の質に関する調査」をまとめ公表した。生活満足度に関しては、調査開始以来で最高水準となり、1年間での上昇幅も最大となった。男女とも最高水準となったが、特に男性の上昇幅が大きい。

年齢階層別では、全ての階層で上昇したが、40歳-64歳は2020年の水準に至っていない。地域別では、全ての地域で同程度の上昇。雇用形態別では、コロナ禍の影響を大きく受けた非正規雇用が引き続き上昇し、正規雇用との水準差は縮小した。

生活満足度の点数別の分布をみると、39歳以下の層は7点、40歳-64歳の層は5点、65歳以上の層は8点が最頻値となった。重視する事項としては、「家計と資産」「健康状態」「生活の楽しさ・面白さ」がいずれの年齢層でも重視されている。5年間の生活満足度の変化では、39歳以下の層で上昇・低下双方の割合が他の年齢階層より高く、相対的に変動が大きい。転職と満足度の関係では、転職意向のない人の満足度が最も高く、40歳-64歳の層では転職活動中の人の満足度が大きく落ち込む傾向がみられた。また、男性は75歳以上でも5割以上が就業しており、就業希望の実現状況が満足度に与える影響は男性において顕著になっている。]

■参考:内閣府|満足度・生活の質に関する調査報告書2024~我が国のWell-beingの動向~|

https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/pdf/summary24.pdf