第20回観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)が開催され、「新時代のインバウンド拡大アクションプラン」を決定し、これまでの「外国人観光客を呼び込む」という観点から更に「インバウンド需要をより大きく効果的に根付かせる」方策に向け取りまとめた。
当該プランによると「ビジネス分野」、「教育・研究分野」、「文化芸術・スポーツ・自然分野」の3つの分野を柱とし、合計約80の施策によって、国際的な人的交流を伴う取組みの深化と掘り起しを図る。
分野ごとに目標を掲げており、「ビジネス分野」では、(1)ビジネス目的での訪日外国人旅行消費額を2割増加(8,600億円(R7))(2)国際会議の開催件数をアジア主要国で3割以上、世界5位以内(R12)(3)展示会・見本市への外国人参加者数を2割増加(167千人(R7))。「教育・研究分野」では(1)海外からの研究者の受入れ数を2割増加(16千人(R7))(2)科学技術・自然・医療等に係る国際会議への外国人参加者数を2割増(186千人(R7))。「文化芸術・スポーツ・自然分野」では(1)世界のアート市場における売上額シェアを7位に(2)スポーツ目的の訪日外国人旅行者数を2割増加(270万人(R7))、としている。
■参考:観光庁|『新時代のインバウンド拡大アクションプラン』の決定について|
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news03_000237.html