信託財産総額、過去最高を更新 3月末現在1,201兆円


信託協会がまとめた3月末の信託の受託概況(信託の機能別分類に基づく計数)によると、信託財産総額は1,201.9兆円で、前年同月末比60.3兆円、 5.3%増え過去最高額を更新した。

従来は18年9月末の1,156.2兆円が最高。このうち資産運用型は123.5兆円(9.5兆円、8.3%増)、資産管理型は953.7兆円(43.7兆円、4.8%増)、資産流動化型は80.5兆円(6.8兆円、9.2%増)。主な内訳を前年同月末比で見ると、資産運用型は金銭信託が39.3兆円と8.0兆円増えたのに対し、年金信託が0.7兆円、有価証券の信託が0.8兆円それぞれ減少。資産管理型は金銭信託(85.9兆円)が8.2兆円減ったのに対し、年金信託が0.9兆円、投資信託が8.3兆円、再信託が29.3兆円それぞれ増加。資産流動化型は、金銭債権の信託(貸付債権、売掛債権の信託など、36.5兆円)、不動産の信託(40.3兆円)がともに2.9兆円増えた。

資産流動化型は金融機関、企業の財務の改善や資金調達の方法として利用されており、金銭債権の信託は金融機関が保有する貸付債権や企業が保有する売掛債権の流動化、不動産の信託は不動産の流動化のために利用されている。

■参考:信託協会|信託財産総額は史上最高額の1,201.9兆円に~(信託の受託概況(2019年3月末現在))|

https://www.shintaku-kyokai.or.jp/archives/013/NR20190705.pdf