月例賃金前年比0.6%増 人手不足が背景に

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先般、厚生労働省が発表した平成30年「賃金構造基本統計調査」によると、フルタイムで働く一般労働者の月額平均賃金(賞与・残業代除く)は、30万6200円(前年比0.6%増)となった。

男性は33万7600円、女性では24万7500円となり男女ともに賃金が伸びたことが明らかとなった。男女間格差(男性=100)は過去最少だった前年(73.4)とほぼ同じ73.3となっている。

産業別に賃金の伸びを見ると、男性は運輸業・郵便業・生活関連サービス業・娯楽業(前年比2.1%増)、建設業(同1.5%増)、宿泊業・飲食サービス業(同1.4%)で伸びが大きい。一方、女性では、運輸業・郵便業(同4.1%増)、教育・学習支援業(同1.6%増)、製造業(同1.5%増)、宿泊業・飲食サービス業(同1.0%増)、医療・福祉(同0.9%増)の順で伸びている。

同省では、賃金の伸びについて「人手不足を背景に、産業別では男女ともに運輸業、建設業、宿泊業、飲食サービス業、女性では製造業、医療・福祉等で伸び、年齢別には25歳未満の若年層や55~64歳の高齢者層で賃金の伸びが大きくなっていること、および男女ともに勤続年数が伸びていること等が要因と考えられる」としている。

■参考:厚生労働省|平成30年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況|

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/dl/13.pdf