民事信託実務の検討活発化 検討会・10講座にて深堀り


第20回民事信託検討会(10月22日開催)および事業承継専門力養成研修(昨日)において民事信託実務の検討や踏み込んだ議論が行われました。

検討会では、不動産アナリストを迎え、不動産オーナーを巡る今日的問題(老人ホームに入っている親の不動産を売却したい、買取業者、解体業者の紹介ニーズ等)の説明を行い業界の動きを共有。それらに関連した空き家問題対応の「実家信託」スキームの紹介、また東京地裁の遺留分判例を巡る情報交換等、最新情報や現場サイドの動き等が開陳されました。

また事業承継研修第4講座では、会員の石井司法書士による講義があり、民事信託実行に伴う金融機関の理解(口座開設、新規融資、既存担保権者の信託への同意等)、受託者による借入、既存債務の信託内引受の際の「免責的」「重畳的」かの取扱い、信託財産責任負担債務の債務控除(相続税法9条の2の解釈・理解)、そして事業承継における民事信託活用事例(一般社団を受託者にした議決権指図権活用と信託監督人等)、また、株式名義移転による受益権複層化スキームの提案等、興味深いテーマが取扱かわれ活発な議論を呼びました。

次回民事信託検討会は12月3日、第5講座は11月1日。是非ご活用ください。