【ご挨拶】
一般社団法人日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM)は、全国の有力な10士業の専門家がネットワークを形成して、中小企業の経営支援を本格的に展開するために創立されました。日本経済の礎である中小企業の経営ニーズは多様化、複雑化の一途にあります。少子高齢化や人口減少、新型コロナウイルス感染症、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする国際情勢の動き、気候変動なども経営に大きく影響しますし、ICT技術の進展や制度改正への対応など、課題は次々に襲い掛かります。
今こそ、中小企業の経営には優れた知見と経験を有する専門家のサポートが必要とされています。JPBMでは、各分野の専門家が英知を集結し、共に研鑽し合いながら、多くの中小企業が将来にわたって地域経済や日本経済を担っていただけるように、様々な中小企業の経営課題に寄り添った支援を行っています。
専門家が果たすべき大きな使命の一つである「経営支援」を更に充実させるため、今後は、会員の持つ実務情報や知見を活発に交流させる「情報プラットフォーム」の構築や、生成AIの普及等も見据えたデジタル化支援サービスの提供、経営の高度化や経営革新の支援等も一層進めて参ります。
優れた専門性、実行力、ネットワーク体制を兼ね備えた専門家集団として、経営者や中小企業の成長・発展、そして地域経済の活性化に資するため、皆様のご支援・ご協力を賜りながら、さらなる積極的な事業展開を推進していく所存です。
代表理事 高田坦史
(独立行政法人中小企業基盤整備機構 元理事長)