JPBM経営支援オープンセミナーのご案内【11月10日(木)10:30~11:45】
利益計画から返済計画を15年間シミュレート
伴走型顧客支援の最強ツール演習セミナー(無料)
コロナ対応で各中小企業が、国および金融機関から多額の融資を受けています。勿論今後どういう形であれ返済する義務があります。返済の原資は第一義に事業利益に拠らなければならない。その利益が将来どのように推移するかシミュレーションする必要があります。
利益のシミュレーションとは取りも直さず損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を作るということです。それを返済計画に合わせて15年の期間でシミュレートできるようなツールが必要です。
今回ご紹介するのが、上記目的に合わせた中長期シミュレーションシステムニューバージョンです。中長期の事業計画策定ツールは、会計ソフトに紐づけされていたり、かなり高額で必要以上に細かく作りこまれていたりするものが多くみられます。中小企業の経営者が活用するには、廉価で誰にでも活用できるものでなければいけません。
本システムは直近の決算書を基に入力する時間が概ね30分から1時間程度。シミュレーションは社長と会話しながら個別差はあるでしょうがほぼ同様の時間で大体の目途が立ちます。占めて2時間もあれば15年のキャッシュフローができあがります。
Excelを使用しており原則ほぼノーコストで利用できます。認定支援機関等専門家の皆様が、コロナで苦しむ多くの経営者様と、出来るだけ早く、きっちりした数値で未来像を描いてもらいたいといった願いが本システム開発の動機です。
本システムの機能の特徴は、3段階にレベル分けして、ニーズに応じて使い分けできるようにしております。レベル1は損益計算書のみのシミュレーション、レベル2は損益計算書と簡易の貸借対照表およびキャッシュフロー計算書の作成およびシミュレーション。レベル3は更に詳細な数値による貸借計算書およびキャッシュフロー計算書を作りシミュレートできるものにしております。
この3つのレベルを一つのプログラム内で計算式をコントロールしています。例えば、まずは売上を固めて粗利だけでもおさえておきたいおといったご要望にはレベル1で十分です。
また、しっかりシミュレーションしようと思っても、中小企業の場合、いくつかの銀行の返済予定表がなかったり、減価償却の明細がなかったりする場合もあります。その場合でも返済予定の見込みを概算で出し、長期と短期を各合算でシミュレーションすれば、おおよその貸借およびキャッシュフローが算出できます。これがレベル2のパターンです。
概算でも15年の利益計画を出せれば、次に銀行から情報をもらいやすくなり、計画の精度も徐々にあがります。資料や情報がそろっていればレベル3をご活用ください。場合によっては減価償却は情報がそろってるけど借入れ明細が不十分の場合はレベル2とレベル3の融合も可能です。
*ご参照:使用システムの主要シートより抜粋。