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Q7  後継者教育は、どのように行えばよいですか?

A7

 後継者を選定した後には、社内・社外教育をして、来るべき承継に備えましょう。自社の置かれた状況により取るべき手段は異なりますが、円滑な事業承継のためには意識的な後継者の育成が不可欠です。具体的には、次のようなものがあります。


(1)社内での教育の例

教育例
 
効果
@ 各部門をローテーションさせる
経験と知識の習得
自社の各分野(営業・財務・労務等)をローテーションさせることにより、経験と必要な知識を習得させることが出来ます。
A 責任ある地位に就ける
経営に対する自覚が生まれる
経営幹部等の責任ある地位に就けて権限を委譲し、重要な意思決定やリーダーシップを発揮する機会を与えましょう。
B 現経営者による直接指導
経営理念の引継ぎ
指導内容は経営上のノウハウ、業界事情にとどまらず経営理念の引継ぎまで行われます。


(2)社外での教育の例

教育例
 
効果
@ 他社での勤務を経験させる
人脈の形成・新しい経営手法の習得
人脈の形成や経営手法の習得が期待でき、自ぎゃの枠にとらわれず、アイデアを獲得することもできます。
A 子会社・関連会社等の経営を任せる
責任感・資質の確認
子会社・関連会社等がある場合は、一定程度実力が備わった段階で、それらの会社の経営を任せてみましょう。この経験は、経営者としての責任感を植え付け、資質を確認するうえで最適な機会です。
B セミナー等の活用
知識の習得、幅広い視野を育成
企業経営者の2世等を対象とした外部機関によるセミナーがあります。経営者に必要とされる知識全般を修得でき、後継者を自社内に置きつつ、幅広い視野を育成することができます。



次のような外部機関によるセミナーもあります。

●経営革新塾【実施主体:全国の商工会議所・商工会】
 新事業展開等を目指す若手後継者同を対象に、経営戦略・組織マネージメント等の知識・ノウハウ・成功事例研究等、経営革新に役立つ実践的な知識を約20〜30時間程度で習得。費用は一人約5,000円。

商工会議所開催案内はこちら⇒http://www.sogyojinzai.jp/02kaisai.html
商工会案内はこちら⇒http://compass.shokokai.or.jp/jigyou/semi-juku/index.html

●経営後継者研修【実施主体:中小企業大学校】
後継者候補や従業員等の幹部候補等を対象に、経営者マインドや能力開発、経営戦略、マーケティング、財務、人的資源管理、情報化及び経営法務等をケーススタディや企業実施研修も取り入れながら10ヶ月かけて修得。費用は一人1,125,000円。
中小企業大学校 東京校 : http://www.smrj.go.jp/inst/tokyo/
その他、関西港(4月〜6月)にて、短気研修を実施しています。
詳しくは、中小企業大学校HPをご覧下さい。 http://www.smrj.go.jp/jinzai/
Q8  株式・財産の分配は、どのように行えばよいですか?