日本の社会課題へ世界から提案 スタートアップ45社決定

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ジェトロは、日本が抱える社会課題の解決策をテーマとした海外スタートアップコンテストに関し、採択スタートアップ45社(18ヵ国・地域)を決定し発表した。

本コンテストでは、日本が抱える3つの社会課題「環境配慮型社会への転換」「労働力減少への対応・生産 性向上」「都市・地域のバランスのとれた成長」をテーマに、世界中から提案を募集したところ、約1か月半の応募期間に、53ヵ国・地域から292件の提案が集まった。その中から「環境にやさしいバイオ由来の梱包材技術」や「新たな航空物流ソリューション」、「代替タンパク源の確保につながる昆虫食などフードテック」、「建設現場や製造現場の人材不足に対応するスマートコンストラクション・スマートファクトリー技術」、「ワイヤレス充電技術」、「スマートシティで活用可能なサイバーセキュリティ技術」など、海外スタートアップ企業からのユニークな提案を採択した。

今後、当該企業に対し、10月19日~22日開催のオンライン商談会に向け、準備を進める。「課題先進国」とも言われる日本の経済社会状況の中で、ジェトロはこのような全世界を対象とした初の協業・連携(オープンイノベーション)による支援を通じて、「日本の社会課題の解決」や「新産業の創出」を目指す。

■参考:ジェトロ|ジェトロ初 日本の社会課題解決をテーマとした海外スタートアップコンテスト 18ヵ国・地域の45社からの提案を採択|

https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2021/07ba4c03356855b8.html