宿泊旅行統計調査速報 日本人に増加傾向に―観光庁

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観光庁は宿泊旅行統計調査(令和2年6月・第2次速報、令和2年7月・第1次速報)の結果を発表した。

延べ宿泊者数前年同月比の推移では、令和2年6月の延べ宿泊者数(全体)は、1,424万人泊で、前年同月比-68.9%であった。また、7月は、2,258万人泊で、前年同月比-56.4%であった。日本人延べ宿泊者数は、6月は、1,406万人泊で、前年同月比-61.2%であった。また、7月は、前年同月比-45.7%であった。外国人延べ宿泊者数は、6月は、18万人泊で、前年同月比-98.1%。7月は、前年同月比-97.0%であった。

ただし、今年1月から減少し始めた宿泊者数について、日本人延べ宿泊者数だけでみると5月が底(約770万人)の状態とみられ、6月、7月と宿泊者数が増加傾向にあり、7月の数値は5月のほぼ倍まで持ち直している。これは今年3月の約2,280万人の数値に迫る増加である。7月の客室稼働率は、全体で30.4%。「旅館」が21.4%、「リゾートホテル」が24.4%、「ビジネスホテル」が39.5%、「シティホテル」が25.4%。こちらも今年3月の客室稼働率に近づきつつあるが、シティホテルは前年同月比55%以上の落ち込みとなり苦戦が続いている。

■参考:観光庁|宿泊旅行統計調査(令和2年6月・第2次速報、令和2年7月・第1次速報)|

https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001360470.pdf