お助けサイトを開設―特許庁 一人でがんばる知財担当者向け

LINEで送る
[`yahoo` not found]

特許庁は、ひとりでがんばる知財担当者や初めて出願手続きをした人などを対象とする「お助けサイト~通知を受け取った方へ~」をホームページ内に開設した。

特許庁に特許・意匠・商標を出願したあとに「拒絶理由通知書」や「登録査定」などの通知が送付される。同サイトはこれらの通知の解説や、通知を受け取ったあとの対応を、様式見本も参考にしながら簡潔な文章で説明、次に何をすればよいのかをわかりやすく案内する。同庁は2018年8月から、デザイン思考を用いた行政サービスの改善に取り組んでいる。デザイン経営のプロジェクトであるUIチームは「中小企業などにみられる孤独な知財担当者を助ける」という課題を設定。

そうした知財担当者の多くが悩んでいるであろう「拒絶理由通知書」への対応をサポートする方法を検討してきた。「お助けサイト」開設は、そうした努力の成果のひとつ。スマートフォンでも使いやすい仕様にしてあり、気軽に使うことができるのも特徴。4月からは「拒絶理由通知書」や「登録査定」に添付される「注意書」にQRコードを付し、同サイトへのアクセスを容易にする予定という。

サイトは拒絶理由通知書を受け取った場合には(1)通知内容を理解する(2)対応を検討・実行する―へ誘導している。

■参考:特許庁|ひとりでがんばる知財担当者のためのお助けサイトを開設しました|

https://www.meti.go.jp/press/2019/01/20200114002/202001014002.html