令和元年度の提案の募集開始 空き家対策の担い手強化事業

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国土交通省は、全国の空き家対策を一層加速化させるための支援制度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」について令和元年度分の提案の募集を開始した。応募期限は6月19日。事務局に提案書を郵送で提出する。評価事務局が設置した学識経験者等で構成する評価委員会の評価を踏まえ、7月ごろに採択事業を決定する。

同事業は平成30年度に開始され、令和2年度まで継続実施される。元年度の予算は前年度比1.13倍の3億3,900万円に増額された。初年度の平成30年実績は応募132件、採択58件だった。

事業内容は(1)人材育成と相談体制の整備(個別課題の解決)と(2)モデル的取り組みへの支援(共通課題の解決)。(1)は、空き家に関する多様な相談にワンストップで対応できる人材の育成、地方における法務、不動産、建築等の専門家等と連携した相談体制を構築する取り組みを支援する。(2)は、空き家の発生抑制、除却、利活用といった対策の共通課題における高度なノウハウを要する事例について、ケーススタディーの蓄積や全国の事例について情報共有を行う取り組みを支援する。事業主体は地方公共団体、民間事業者等。地方公共団体と専門家等が連携して実施し、事業の成果を広く公開することが要件。

■参考:国土交通省|空き家対策に関する人材育成・相談体制を整備する取組等を支援!~「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」の提案を募集します~|

http://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000130.html