切り札は人材とパートナー 海外進出事例集―商工会議所

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日本商工会議所中小企業輸出投資専門委員会と東京商工会議所国際経済委員会は、海外展開における「人材の確保・育成」と「パートナー選定」をテーマに、全国18社の具体的な取り組みや工夫をまとめた事例集「世界を翔ける日本企業のチカラ~切り札は人材とパートナー~」を制作した。

両委員会は、2年間にわたり中小企業がどのようなきっかけで海外展開に取り組み、現地特有の問題に対処してきたかを調査。最大の課題は、「人材」と「パートナー」であるとした。事例集では、国内や海外での人材確保・育成においてどのような工夫と取り組みをしてきたか、いかにパートナーを見出し、信頼関係を構築してきたか等をプロセス別に一覧すると共に、各社の取組みや工夫のポイントを抽出している。

【掲載企業(ポイント)】 千石(状況に応じた人材の活用で自社ブランドの優位性を確立)、川端鐵工(スピーディーに対応できるマルチな社員を育てていく)、ソミック石川(海外のネットワークを活用した独自の研修制度で人材を育成)、ロケット石鹸(納得するまで現地に足を運び信頼できる相手か判断する)、庄司(自社で学び育った外国人が信頼できるパートナーに)、高松機械工業(進出先の環境を自分の目で見てやるべきことを判断する)等。

■参考:日本商工会議所|日本企業の海外展開事例集「世界を翔ける日本企業のチカラ~切り札は人材とパートナー~」の制作について|

https://www.jcci.or.jp/international/2019/0326094000.html