Weeklyコラム 初対面が大事

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初めて訪問する会社等の受付では、訪問者は大変緊張するものである。営業等で初めて電話をする場合も同様だ。受付係の笑顔や朗らかな応対で安心出来れば、商談が旨く行く予感がする。反対に、受付係の印象が厳格であったり、無愛想であったりすれば、商談の結果が不安になるものだ。

対面ではないが、初めて掛ける電話でアポイントメントを取る場合も同じだ。成功するか否かの確率は、電話を受ける人の態度で分かる。多くの訪問獲得を目的とする場合は、「自己が受け入れられている」という印象が持てるか否かである。つまり、初めての電話で拒絶の印象を持った時は、電話を繰返しても大抵は旨く行かないだろう(多くは、「席を外しています」「外出中です」「本日は休んでいます」等と言われる)。

ところで、立場を逆にして、初対面の相手に良い印象を持って頂く心掛けは、相手への思い遣りである。表情や言葉遣いに注意する事は当然、案内する時の歩き方や速度等も大切である。受付周辺や面会所等の清掃や整理整頓も、訪問者の印象に残る。日常の商談等は、巧みな話法による交渉力や商品サービスの魅力度が決め手だろう(重要な要素)。しかし、商談の成否やアポイントメントの獲得は、初対面の印象がカギと言えるのではなかろうか。