訪日外国人旅行消費動向 年間で17.8%増加―観光庁

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観光庁はこのほど、訪日外国人全体の旅行消費額の平成29年年間値(速報)および10-12月期(速報)を発表した。概要は以下の通り。

〇平成29年の訪日外国人全体の旅行消費額(速報)は4兆4,161億円と推計され、前年(3兆7,476億円)に比べ17.8%増加した。国籍・地域別にみると、中国が1兆6,946億円(構成比38.4%)と最も大きい。次いで台湾5,744億円、韓国5,126億円、香港3,415億円、米国2,503億円の順で、この5カ国で全体の76.4%を占めた。10-12月期(速報)では1兆1,400億円と推計され、前年同期に比べ27.8%増加。中国が4,114億円(構成比36.1%)で最大となった。次いで韓国、台湾、香港、米国の順、上位5カ国で全体の73.5%となった。

〇訪日外国人1人当たり旅行支出は、平成29年全体(速報)は15万3,921円と推計され、前年(15万5,896円)に比べ1.3%減少した。国籍・地域別にみると、中国が最も高く(23万円)、次いでオーストラリア、英国の順。10-12月期の1人当たり旅行支出(速報)は15万2,119円と推計され、前年(14万7,174円)に比べ3.4%増加した。

■参考:観光庁|平成29年年間値(速報)及び平成29年10-12月期の調査結果(速報)|

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000339.html