順調な大学生等の就活 前年を上回る内定率


平成30年春に卒業を予定している大学生や大学院生の就職活動は、空前の売り手市場と言われている。経団連加盟企業の選考活動解禁日は6月1日だったが、それ以前でも、またそれ以降も卒業予定者の就職活動は順調のようだ。

株式会社マイナビの調査によると、平成30年春卒業予定の全国の大学生、大学院生の8月末における内定率は82.7%となった。今年3月から8月のすべての月において、内定率は前年を上回っており、売り手市場を裏付ける結果となった。また、株式会社ディスコの調査では9月1日時点の内定率は91.4%となっており、いずれも空前の売り手市場と言われた前年を上回る結果となっている。

大卒予定で8月末の内定率が最も高かったのは理系男子の89.6%、前年比で最も増加したのは理系女子の87.5%となった。また、理系院生の内定率は94.5%になるなど、理系人気が際立っている。

売り手市場を背景とした学生の大手志向は強まっていて、知名度の低い中堅・中小企業では、採用予定人数の確保ができていないのが現状だ。インターンシップで社内の風通しのよさをアピールしたり、奨学金返済支援を行うなど、各社それぞれで採用に向けての工夫をこらしているようだ。