老人ホ・サ高住専業1503社 従業は1000社超―民間調査

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有料老人ホーム事業、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)事業を主業(専業)としているのは全国で1503社、他業種からの参入(従業)は1011社あることが帝国データバンクの調査結果で明らかになった。調査対象となった2514社を法人格別に見ると、株式会社が1336社で最も多かった。以下医療法人(361社)、有限会社(308社)、社会福祉法人(244社)と続いた。

従業の主力事業では、医療事業者を含むサービス業が728社で7割を占め、次いで不動産業(81社)、小売業(71社)など。業種の細分類を見ると、一般病院が345社でトップ。以下老人保健施設(111社)、無床診療所(58社)、有床診療所(53社)と医療事業を行う企業が上位に名を連ねた。また、貸家業(32社)、木造建築工事業(14社)、不動産管理業(13社)など有料老人ホームやサ高住の建築自体にかかわる企業が施設の運営を行うケースも多かった。

2514社を年収入高別に比較すると、「1億~10億円未満」の企業が1390社で最も多く、これに続くのは「10億~100億円未満」で、844社だった。都道府県別では、大阪が219社で、東京(212社)を上回りトップ。以下、北海道(149社)、愛知(148社)などの順。

■参考:帝国データバンク|有料老人ホーム・サ高住の経営企業実態調査|

http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p160807.html