「攻めのIT経営」の募集開始 残り枠は40社―経産省

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経済産業省が1日、「攻めのIT経営中小企業百選」について今年度の募集を開始した。募集は26年度にスタート、すでに60社を選定・公表した。同省は3年間で計100社を選定する方針。3年目に当たる今年度は、残る40社を選定する。「百選」は“攻め”の分野でITの効果的な利活用に積極的に取り組み、成果を上げている中小企業をベストプラクティスとして選ぶ。“攻め”とは、ビジネスモデルの変革など新たな価値を創出し、それを通じた競争力の強化を目指すのにIT投資し、利活用する試み。従来、日本企業のIT投資は社内の業務効率化・コスト削減を中心とした“守り”に主眼が置かれていた。

応募するには募集HPから応募書類をダウンロードする。提出に先立ち申し込み登録、登録の締め切りは10月21日。受付後、応募書類を提出する。締切りは同31日。11月上旬~29年2月中旬に書類・現地審査等を行い、2月中旬に最終審査。結果公表は5~6月ごろの予定。

選定にあたっては▽経営課題に基づく経営計画等▽利活用・投資の実施状況(経営計画実現のための利活用・投資)▽社内体制と人材▽投資の効果と事後評価の状況(経営計画実現を目指した取り組みの成果評価)―が評価のポイントとなる。

■参考:経済産業省|「攻めのIT経営中小企業百選」の募集を開始します!|

http://www.meti.go.jp/press/2016/09/20160901002/20160901002.html